就職は給与より企業印象 長崎県立大が内定者アンケート

 「企業は印象が大事」-。県立大が就職内定者向けに実施したアンケートで、給与よりも「企業担当者や面接時の印象」を重視して就職を決めた学生が多いことが8日、分かった。
 県議会文教厚生委員会で、中山功委員(自民・県民会議)の質問に、県学事振興課が答えた。
 同課によると、10月末までに回答した473人のうち「就職を決める際に重視したこと」の設問で、最も多かったのは「勤務地」63人。「職種」60人、「業種」56人と続き、55人が「企業担当者や面接時の印象」と回答。「給与」は12人だった。
 同課は「給与などよりも担当者の印象で決めた学生が多い。県内企業には参考にしてもらい、県としても支援していく」。中山委員は「やろうと思えばすぐやれる就職対策」とエールを送った。

 


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