「戦うオヤジの応援団」発足 ギター弾き語りで交流 九州SP長崎支部 市内で第1回演奏会

演奏を披露する川久保さん(右)と森下さん=長崎市茂里町、長崎ブリックホール

 長崎県内のギター愛好者らでつくるサークル「戦うオヤジの応援団 九州SP長崎支部」(川久保繁代表、約10人)が発足。第1回演奏会が長崎市内で開かれ、会員らがフォークソングなどを弾き語りで披露した。
 同応援団は2001年、千葉県柏市で活動開始。会員が増え現在、全国32支部、約2千人が加入する。名称に「オヤジの」と付くが性別を問わず幅広い世代が音楽を通じ交流することを目的に、支部ごとに「SP(スペース)」と呼ばれる演奏会などを開いている。
 長崎支部は8月9日前後に音楽イベント「ピースライブ」を主宰している川久保代表(55)が、「新型コロナ禍で沈みがちな気持ちを、少しでも音楽で上向きにしよう」と、音楽仲間に声を掛け、立ち上げた。
 今回の演奏会は、コロナ感染予防策としてマイクに透明の飛沫(ひまつ)防止シールドを装着、参加者の席を離すなどして開催した。中高年男性を中心に長崎市や雲仙市、九州支部の会員ら約10人が参加。平和をテーマにしたオリジナル曲や、長渕剛さんらの曲を聴かせた。
 打楽器カホンで参加した雲仙市の森下龍雲さん(46)は「人前での演奏は初めてで緊張したが楽しかった」と笑顔。次回演奏会は1月の予定。参加希望などは同支部(メールアドレスgibson45.martin@gmail.com)。

 


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