「サトウの切り餅」「サトウのごはん」など、包装米飯や餅製品を販売するサトウ食品(株)(TSR企業コード:200048562、新潟市東区、東証2部)は12月9日、2020年5-10月(連結)の決算を発表した。売上高174億4,000万円(前年同期比6.4%増)と伸ばし、営業利益7億3,700万円(前年同期▲3億7,000万円)、純利益5億8,800万円(同▲2億3,300万円)と黒字に転換、大幅増益となった。
新型コロナウイルスの影響で内食需要が拡大するなど、主力の「サトウのごはん」や「サトウの切り餅」が好調に推移した。
サトウ食品は今年8月、創業70周年を機にサトウ食品工業(株)からサトウ食品(株)に商号を変更した。また、餅製品の最需要期を前に、安定した商品供給に向けて10月末に約1,400人の従業員のうち、希望者全員に会社が全額負担しPCR検査を実施。11月5日、受検者全員の陰性を確認したという。
9月7日に公表した2021年4月期(連結)の業績予想は据え置いた。
サトウ食品の「サトウの鏡餅」(TSR撮影)
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