【新型コロナ】クラスター発生の大学病院で1人死亡 横浜、新規感染は121人

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は9日、市内の病院に入院していた70代男性が亡くなったと発表した。また、10歳未満~80代の男女121人の感染が明らかになった。市内の1日当たりの感染者数としては、11月26日(127人)に次ぐ規模。症状調査中の3人を除く118人が軽症または無症状で、80人の感染経路が不明という。

 市によると、亡くなった市内在住の男性は、クラスター(感染者集団)が発生した昭和大学藤が丘病院(同市青葉区)の患者。肝性脳症のため11月12日に入院し、同25日に陽性と判明した。死因は新型コロナウイルスによる肺炎という。

 新規感染者121人のうち3人はクラスターが起きた元気会横浜病院(同市緑区)の職員と患者。同病院の陽性者数は職員6人、患者8人の計14人となった。

 市立中学校の女子生徒と50代の父親の感染も判明。既に同じクラスの男子生徒2人の感染も確認されており、市は生徒、教員の計40人を検査したという。

 感染経路が判明している41人のうち21人は、家庭内感染が疑われている。

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