LINE株式会社は、LINEが提供するAPIに関して技術情報やユースケース、クライアント事例などの情報を提供する専用サイト「LINE API Use Case」を公開した。同サイトでは、LINE APIを活用した様々なビジネスモデルにおけるユースケースとクライアント事例を紹介しており、各APIの挙動を体験しながら実際の活用例を参考にすることができる。「予約」「テーブルオーダー」「会員証」「自治体向け情報配信」「予約電話」といったカテゴリ別でユースケースを探すことができるため「自社の予約サービスをLINE公式アカウント上で提供したい」「自社アプリをユーザーがインストールする手間を省きたい」「自社サービスのユーザーとのコミュニケーションチャネルとしてLINEを使用したい」などのニーズに対して、具体的な解決方法を見つけることが可能とのことだ。さらに、各APIの技術情報だけでなく、デモアプリケーションのクラウドプラットフォーム用サンプルソースコードも提供することで、LINE APIを活用したサービスの導入および開発を支援する。また、同サイト上から、LINEの法人向けサービスに関する情報を集約したポータルサイト「LINE for Business」や、事例を掲載している各企業のホームページ導線も設けているため、相談・問い合わせ・開発依頼をスムーズに進めることが可能だ。なお、同サイト上で情報提供するLINE APIは以下のとおり。
- Messaging API
- LINEログイン
- LINE Front-end Framework(以下、LIFF)/ LINEミニアプリ
- LINE Pay API
- LINE Social Plugins
- CLOVA Chatbot(2021年3月以降順次公開予定)
- CLOVA OCR(2021年3月以降順次公開予定)