反核9の日座り込み 核禁批准に向け「政府を動かす」 長崎・平和公園

「反核9の日座り込み」であいさつする川野議長(左)=長崎市、平和公園

 核兵器廃絶を訴える「反核9の日座り込み」が9日、長崎市松山町の平和公園であり、県平和運動センター被爆連の川野浩一議長(80)は、来年1月22日に発効する核兵器禁止条約に背を向ける日本政府の批准に向け「政府を動かすのが私たちの役割だ」と訴えた。
 川野氏は「条約はまだ生まれたばかり。これで満足せず、どう育てるかが問われている。さらに活動を続けよう」と呼び掛けた。
 座り込みは県平和運動センターなどが毎月9日に開き461回目。約90人が参加した。

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