カンニング竹山「新宿すべてを『夜の街』と捉えるのではなく、お店の業態ごとに仕分けして対策すべき」

ABEMAが、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

■歌舞伎町のコロナ感染対策を新宿・吉住健一区長と考える

カンニング竹山「新宿すべてを『夜の街』と捉えるのではなく、お店の業態ごとに仕分けして対策すべき」

12月7日(月)夜9時からの放送では、新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、批判が集まりがちな新宿歌舞伎町についてフォーカス。新宿の吉住健一区長をゲストに迎え、”夜の街”での感染症予防対策について議論した。

番組MCを務めるお笑い芸人のカンニング竹山は「第一波の時よりも色んなことが分かってきた。例えば”夜の街”といっても、キャバクラやカラオケは感染リスクが高い。一方で、静かに食べるような飲食店の感染リスクはそこまで高くないというデータも出ている。一遍に『夜の街は夜10時まで』とせず、分ければいいなと思う」と自身の考えを展開。様々な飲食業態がある中での時短要請について吉住区長は、「新宿の深夜営業のお店は24時頃から店を始める場合が多い。22時までの時短要請をしたとしても、その時間にはそもそも営業していないので、完全にお店を閉めることになる。それだと家賃も人件費も払えない。時短要請を守ることが難しい店舗が出てくることは認識している」と現状を説明した。

また、”夜の街”への支援について、新宿区民でもある竹山は「お店に休業要請をする際、新宿の家賃を考えたときに国や区がいくらまで出せるのか。そんなお金はないのが本音。そもそも論だが、コロナ感染症に関する法律から全部組み替えていかないと無理。”夜の街”というイメージが付きすぎたが、大きなイメージで捉えるのではなく『ここはダメ、ここは対策によってはいける』など、分けて考えないとみんながうまくいかない」と持論を語った。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■ベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』から考える、“育ちの良さ”は重要?

デヴィ夫人「本が売れているのは、向上心を持った迷い人が多いから」 竹山「礼儀や所作に育ちは関係ない」

番組後半では今年、ベストセラーとなった諏内えみの著書『「育ちがいい人」だけが知っていること』のテーマである“育ちの良さ”について、賛否を含めて議論した。日本で唯一の海外国家元首の妻となり、社交界で称賛を浴びたデヴィ夫人をゲストに迎え、”育ち”について深堀りした。

番組MCを務めるお笑い芸人のカンニング竹山は「大人になって社会に出てから、礼儀作法や立ち振る舞いの違いに気付く人は気付く。家庭環境などの“育ち”は関係ないというのが、僕の答え。でも、この本がこれだけ売れている理由が何なのか?コンプレックスなのか、差別なのか、皆さんがどのような考えか知りたい」と語る。これに対し、デヴィ夫人は「この本が売れるということは、迷っている方が多いのでは。迷っているということは向上心があるから。こういう本が役立つのはいいと思う」と感想を話した。一方で、「昔は貧富の差が大きく、裕福な家庭で生まれた人だけが礼儀作法を知っており、育ちが良いといわれていた。戦後、貴族社会が無くなった今、そういう考えはあまりないのでは」と自身の考えを語った。竹山は「自分に自信がない人が増えていることも本が売れている理由としてあると思う。ただ、所作などは身に着けた方が他人から見てみっともなくない。そこで『俺はもういいんだ』と開き直ってしまったら、余計みっともない。家庭環境は関係なく、大人として覚えるべき」と自身の見解を述べた。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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