ActLightがStand-Alone Dynamic PhotoDiodeを発売し、同社のIPポートフォリオを拡大

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【ローザンヌ(スイス)2020年12月9日PR Newswire=共同通信JBN】クラス最高の信号雑音比(SN比)のフォトダイオードで知られるスイスのテクノロジー企業ActLightは9日、革新的なStand-Alone Dynamic PhotoDiodeを発売し、同社のIPポートフォリオを拡大したと発表した。

優れたSN比性能に加え、Stand-Alone Dynamic PhotoDiodeは、極めて簡易かつ低コスト製造プロセスで済む独自の特許取得済みデバイス構造から恩恵を受ける。さらに、Stand-Alone Dynamic PhotoDiodeはデバイスサイズの柔軟性を提供し、高性能なディスクリート光ダイオードを求める市場にとってStand-Alone Dynamic PhotoDiodeは理想的な光センサーソリューションになる。

顧客は、0.2平方ミリメートルから1平方センチメートルまでのワイドレンジからディテクターのサイズを選択でき、近接センシング、光バリア、タイム・オブ・フライト(ToF)、生体信号モニタリングをはじめ、産業、ヘルスケア、自動車、消費家電市場のその他多数のアプリケーションの必要性に適合させることができる。

ActLightのSerguei Okhonin共同創設者兼最高経営責任者(CEO)は「光センシングの分野に追加した革新的なIPを当社の顧客に提供できることを大変うれしく思う。Stand-Alone Dynamic PhotoDiodeは、既存のIPポートフォリオを補完し、当社の顧客が革新的なソリューションによって市場範囲を広げ、ビジネスチャンスを拡大できる機会を提供する」と語った。

▽ActLight SAについて
ActLight SAは、2011年創業のスイスに本社を置くスタートアップ企業であり、ニュータイプの光センサーであるDynamic PhotoDiodeを開発し、CMOSフォトニクス分野に重点的に取り組んでいる。ファブレス企業であるActLightは、この分野の知的財産権(IP)に特化し、主にIPライセンス供与ビジネスモデルで経営している。

特許権を持つCMOSベースのフォトニクス技術は、タイム・オブ・フライト(TOF)型の深度センサー、生体信号モニタリング、3D/2Dカメラなど、さまざまな光センサーアプリケーションの効率と精度を大幅に向上させることができる。ActLightは、スマートフォンやウエアラブルデバイス、ヘルスケア・医療技術、自動運転、ドローン、ロボットなどを中心に、インターネット・オブ・シングス(IoT)市場で事業展開している。

ActLightについての詳細な情報は、http://www.act-light.com を参照。

▽問い合わせ先
Roberto Magnifico
+41792108313
magnifico@act-light.com
info@act-light.com

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ソース:ActLight SA