JR東日本、「高輪築堤」を来年1月に一般公開 事前応募制

JR東日本は、高輪ゲートウェイ駅前で見つかった明治時代の「高輪築堤」と見られる構造物について、一般向けの現地見学会を2021年1月に実施する。

見学会は2021年1月10日から12日までの3日間。1回あたり1時間で、各日5回実施する。事前応募制で、申し込みは郵送で受け付ける。各回の定員は20人程度とする。応募期間は12月10日から23日まで(当日消印有効)。応募は1人1枚で、応募者のほか1人の同伴が可能。また、見学会と同じ日程で、YouTubeの「JR東日本公式チャンネル」において現地映像を配信する予定。

高輪築堤は日本初の鉄道路線である新橋~横浜間の線路敷設のため、東京湾の浅瀬に構築されたもの。2019年4月に石積みの一部が出土し、今年7月に高輪築堤の一部とみられる構造物が見つかった。

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