森永悠希が若くして名脇役になった理由

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先日、最終回を迎えた、中井貴一と鈴木京香の共演作「共演NG」で新人助監督・佐々木信也役を演じたのが俳優の森永悠希。

役どころは、報道局に所属していたが、ドラマ部に異動。以降も選挙特別番組のスタッフジャンパーを着るなど、報道局への未練を露にしているため、絶妙にどこか冷めた雰囲気を漂わせていた。

大阪府出身の森永は子役出身。劇団東俳大阪校に所属していた07年に出演した、TOKIOの国分太一主演映画「しゃべれども しゃべれども」の村林優役の好演で高い評価を受け、10年に二階堂ふみ、土屋太鳳らが所属する「ソニー・ミュージックアーティスツ」へと移籍した。

その後、広瀬すず主演の映画「ちはやふる」シリーズ3部作、「羊と鋼の森」、ドラマはNHKの連続テレビ小説「ウェルかめ」「べっぴんさん」、大河ドラマ「平清盛」「花燃ゆ」など数々の映像作品に出演。現在、24歳だが、早くも名脇役の雰囲気を漂わせている。

「以前、インタビューで明かしていたところによると、とにかく世話好きです。僕は家に人を呼ぶことが多いというが、『居心地のいい空間をつくったり、料理を用意したりといろいろやります。パジャマを出すなんて当たり前ですよ』。などと“おもてなし”の精神がダダ漏れ。役も主人公をもり立てるような役が多いが、その精神が生かされているのだろう。共演者と打ち解けるのも早い」(映画業界関係者)

10日からNetflixで世界190カ国に配信された、山崎賢人と土屋太鳳W主演のオリジナルドラマ「今際の国のアリス」には、山崎演じるアリスの友人の不良少年役で出演。

11日から公開される、亡くなった三浦春馬さんの主演映画「天外者」では初代総理大臣・伊藤博文役を演じている。

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