快進撃を続ける神戸!PK戦で水原三星を下しACLベスト4進出!

アジアチャンピオンズリーグ準々決勝が10日に行われ、ヴィッセル神戸が水原三星と激突した。

ラウンド16で上海申花を下しクウォーターファイナルまでコマを進めた神戸。去年完成したばかりのアル・ジャヌーブ・スタジアムでの一戦は、開始7分に水原三星にいきなり先制点を喫する苦しい展開となる。それでも40分にペナルティエリア手前の左からFKを獲得すると、古橋亨梧がグラウンダーのシュートを放つ。壁の下をすり抜けたボールはゴール左に吸い込まれ、神戸が貴重な同点弾を挙げる。

後半に入ると神戸がゲームの主導権を握り、逆転弾を狙いに水原三星のゴールに襲い掛かる。しかし90分では決着がつかず、延長戦にアンドレス・イニエスタを投入するもスコアは動かいないままタイムアップ。勝負の行方はPK戦に委ねられた。両チームとも最初の5人全員が成功したPK戦は、水原三星7人目のヤン・ホイクが失敗。後攻の神戸7人目の藤本憲明がゴール右隅に沈め、PKスコア7-6で神戸がベスト4進出を決めた。

神戸がPK戦を制しACLベスト4進出※写真 Simon Holmes

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