VARに翻弄されたリバプール…クロップは苛立ちを露わ「今までは良いシステムと言ってきたが…」

リバプールのユルゲン・クロップ監督は、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)について不満を口にした。

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UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ最終戦でミッティランと対決したリバプールは、開始55秒でモハメド・サラーがCL史上最速ゴールを挙げる。さらなる追加点を狙ったものの、後半にペナルティエリア内でファウルがあったとしてミッティランに同点PK弾を献上。別の場面では南野拓実がネットを揺らすも、VAR判定の末ゴールは取り消しとなり、結局1-1の引き分けに終わった。試合後クロップ監督は、散々振り回されたVAR判定に苛立ちを見せている。

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「時間が掛かりすぎた。最終的な決断は正しかったかもしれないが、とても難しかったと思う。3~4分掛かっていたし選手たちは寒かっただろう。本当に微妙な判定だったし、選手たちから“なんてことだ”と言っているのが聞こえてきたよ。私は以前VARは良いアイデアだと言っていた一人だが、正直なところもう一度言うかは分からない。でも今はそれがあるんだ」。

VAR判定に苛立ちを露わにするクロップ監督※写真 DeFodi Images

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