クリス・コーネル、最後のスタジオ・アルバムをリリース

本日、クリス・コーネル財団を代表して、妻ヴィッキー・コーネルと彼女の子供トニーとクリストファーは、ユニバーサル ミュージックエンタープライズと共に、故クリス・コーネルのアルバム『ノー・ワン・シングス・ライク・ユー・エニモア』をリリースした。

これは2016年に録音されたクリス・コーネル最後のスタジオ・アルバムであり、彼が大きな影響を受けた10曲のカヴァー・ヴァージョンが収録されている。クリス・コーネル本人が選曲し曲順を決定した。

ジョン・レノン「ウォッチング・ザ・ホイールズ」、ニルソン「ジャンプ・イントゥ・ザ・ファイアー」、エレクトリック・ライト・オーケストラ「ショウダウン」、ロレイン・エリスン「ステイ・ウィズ・ミー」、ジャニス・ジョプリンで有名な「愛は生きているうちに」、プリンス作の「愛の哀しみ」、そして今年7月20日クリスの誕生日にリリースされ初の全米メインストリーム・ロック・ソングス・チャート1位を獲得した、ガンズ・アンド・ローゼズ「ペイシェンス」のカヴァーも収録される。

『ノー・ワン・シングス・ライク・ユー・エニモア』の演奏はクリス・コーネルとブレンダン・オブライエンがすべて行い、オブライエンはプロデュースとミックスも担当した。

ホリデイ・シーズンに向けて、このアルバムはクリス・コーネルをずっと支持してきたファンにとってスペシャルな贈り物となるが、コーネル家は新しいファンや初めて聴く人にも、本作で聴けるクリスの力強く唯一無二の声から何かを感じ取ってほしいと願っている。

ヴィッキー・コーネルは、「これは、クリスが最初から最後まで制作した完全な芸術作品として非常に特別なアルバムです。カヴァー曲のチョイスは、彼がどんなアーティストが好きでどんな曲に心を動かされたのか、ということを教えてくれます。彼は本作のリリースを楽しみにしていました。今、彼自身がここでそうしていたはずなのにと思うと悲喜こもごもですが、心の痛みと喜びと共に、この特別なアルバムを共有します」とコメント。

なお、『ノー・ワン・シングス・ライク・ユー・エニモア』のCDとLPは2021年3月19日にリリースされる。

■商品情報

クリス・コーネル

『ノー・ワン・シングス・ライク・ユー・エニモア』 

2020年12月11日デジタル配信

2021年3月19日CD、LPリリース 

試聴・購入などはこちら 

Youtube:Chris Cornell - Patience (Official Video)

収録曲:

1.Get It While You Can

2.Jump Into The Fire

3.Sad Sad City

4.Patience

5.Nothing Compares 2 U

6.Watching The Wheels

7.You Don't Know Nothing About Love

8.Showdown

9.To Be Treated Rite

10.Stay With Me Baby

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