想像以上にずっしり「江上文旦」 地元児童が収穫 佐世保

地元の特産品「江上文旦」を収穫する児童=佐世保市、江上小

 佐世保市指方町の市立江上小(惣田正宏校長、287人)の2年生45人が8日、校内で育てている地元の特産品「江上文旦」を収穫した。
 毎年この時期に取り組んでいる。地元農家の古川公彦さん(47)によると、ザボンの一種で風味が良く、熟すると果肉がピンク色になるのが特徴。12月中旬に収穫し、約1カ月の追熟期間を経て1月中~下旬に食べ頃を迎えるという。
 古川さんは、実を傷付けないよう、2回に分けて枝にはさみを入れて収穫する「二度切り」の方法などを指導。子どもたちは大きく育った文旦に手を添え、丁寧に収穫をした。江川雷君(8)は「想像以上にずっしりしていたし、二度切りでの収穫が楽しかった」と笑顔で話した。

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