ローリング・ストーンズの初期を描くドラマシリーズが制作中

Photo: Cyrus Andrews/Michael Ochs Archives/Getty Images

ハリウッド・レポーターの報道によると、ザ・ローリング・ストーンズを題材にした新しいテレビシリーズがアメリカのテレビ局FXで制作中だ。

2000年に映画化にもなった『ハイ・フィデリティ』の原作者ニック・ホーンビーが脚本を担当し、Netflixで配信中の英国王室を描いた人気ドラマ『ザ・クラウン』の制作会社であるLeft Bank Picturesが制作を担当する。ドラマのタイトルは未定であり、シーズン1の放送日程も未定ではあるが、放送局のFXは、バンドの結成から1972年までの期間をカバーするため番組の第2シーズンの制作を依頼しているとのことだ。

ザ・ローリング・ストーンズの関連ニュースとしては先日、没入感のある360度のショッピング体験ができる新しいネットストアが立ち上がった。このネット・ショップは、カーナビー・ストリートにあるバンドのロンドン・フラッグシップ・ストアである“RS No 9”をオンライン化したものだ。

オンラインストアでの現在のベストセラーは、シルクのフェイスマスク、レオパード柄のベロウォッシュ加工を施したクルーネックのスウェットシャツ、ベロ&リップスのロゴがあちこちで見られる巨大な傘などだ。このショップを運営するBravadoのGM兼CFOであるJohn Habbouchは、この新しいネットストアについて次のようにコメントしている。

「RS No.9を世界に向けて発信することができ、お客様やファンの皆様には、このエキサイティングな没入型でユニークなオンライン体験を通じて、自宅にいながらにしてコレクションをお買い物していただけることに興奮しています」

ザ・ローリング・ストーンズは今年4月には8年ぶりの新曲「Living in a Ghost Town」をリリース、9月には1973年に発売されたアルバム『Goats Head Soup』をリイシューし、全英1位を記録している。

Written by Tim Peacock

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