爪水虫薬に睡眠剤混入は7月ごろ

小林化工、担当者記憶なく

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 福井県あわら市の製薬会社「小林化工」は12日、同社製造の爪水虫治療薬を服用した患者に健康被害が出ている問題で、担当者が誤って睡眠導入剤成分を混入させたのは今年7月ごろだと明らかにした。担当者は会社側の聞き取りに、混入について「記憶にない」との趣旨の説明をしており、同社は今後、第三者に依頼して原因を調査する方針。

 同社によると、担当者は今年7月ごろ、製造過程で原料を継ぎ足す際、本来入れるべき成分が入った小型缶と睡眠導入剤成分が入った大型容器を取り違えた。

 規定では原料を取り出す際と量る際にはいずれも2人態勢での確認が必要。当時は徹底されていなかったという。