新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は12日、入院していた70代女性と80代男性の2人が亡くなったと発表した。また、新たに10歳未満～90歳以上の男女129人の感染が確認された。うち70人の感染経路が不明という。
市によると、亡くなった80代男性は11月17日に発熱とせきを発症。27日に陽性が判明し、同日から入院していた。死因は新型コロナウイルス感染症。70代女性は同17日に陽性と分かり、同日から入院。死因は感染症による肺炎という。
市内では、新たに3件のクラスター（感染者集団）が発生した。デイサービス施設では、新たに利用者2人の感染が分かり、同施設での感染者数は計5人となった。接待を伴う飲食店でも、従業員3人の感染が明らかになり、同店での感染者数は計7人になった。
これまで生徒4人の感染が確認されていた県立高校では、新たに生徒3人と教員1人の感染が判明し、感染者数は計8人となった。同校は生徒と教員計292人のPCR検査を実施するため、12月14日から臨時休校とし、17日からの再開を予定している。
