中国、茂木外相に訪中要請

日米協力にくさび狙う

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中国の王毅国務委員兼外相

 中国の王毅国務委員兼外相が11月に茂木敏充外相と東京で会談した際、来年の訪中を要請していたことが分かった。1月のバイデン米次期政権発足をにらみ、日米が協力を強化しないようくさびを打ち込む狙いがありそうだ。日本では、沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張した王氏に反発が広がっており、政府は世論を見極めた上で判断する。日中関係筋が12日、明らかにした。

 中国は、来年夏の東京五輪・パラリンピックや、2022年の日中国交正常化50周年に向けて友好ムードを醸成し、延期された習近平国家主席の国賓来日の実現に向け、環境整備を進める意図もありそうだ。