『天気の子』監修の研究者に聞く雲の魅力、“雲好き”の兼近「道路に寝転がって雲だけ見ていたら夜になったことある」

ABEMAが、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

■“罪を犯した子どもの更生”をEXITと考える 少年院での高卒資格取得にりんたろー。賛同「可能性を広げている」

兼近大樹「仕組みではなく彼らを取り巻く環境が問題。高卒を取っても元々いた環境でまた悪いことをするのでは」

2020年12月10日(木)夜9時の放送では、少年院を出た後の就職や更生に繋げるため、法務省が入院中に高校卒業資格を取得できるようにする支援策をまとめたことについて報じました。少年院に入院した過去もあるNPO法人「チェンジングライフ」代表の野田詠氏さんがリモート出演し、番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITとともに「罪を犯した子どもの更生」について議論した。

りんたろー。は「過去を今の生き方で取り返していける社会であってほしいと思っている。少しでも可能性を広げてあげることは、意味のあること」と法務省の取り組みに賛同。一方、相方の兼近大樹は「シンプルに、お金がなくて学校に行けてない人たちもいる中、少年院で高卒取れるのはズルいと思った。仕組みではなく、彼らを取り巻く環境が問題。高卒資格を取って少年院を出ても、元々いた環境でまた悪いことをするのでは」と自身の意見を述べた。また、「根本的な解決にはならないのでは」という兼近の疑問に対して、野田詠氏さんは「高校卒業の資格を持てるというのは自分への自信やステータス、さらにセルフイメージの向上にも繋がる。卒業選択の幅も広がると、おのずとそこに責任も伴ってくると思う」と意見を語った。

さらに兼近は「貧困や家庭環境が原因で不良になることもあるが、『何ももっていない』というのが不良になる一番の理由だと思う。何もないからこそ、今と違う道の方が輝けるのではないか、ケンカをすることでみんなから求められているのではないかと考える。“求められること”が大切。そういう意味で、高卒に限らず、資格などを手にして誰かに求められて愛されることが大事だと思った」と、締めくくった。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■『天気の子』監修の研究者に聞く雲の魅力、“雲好き”の兼近「道路に寝転がって雲だけ見ていたら夜になったことある」

番組後半では、“マニアックな研究”について着目。映画『天気の子』で気象監修をした、雲研究家の荒木健太郎さんをゲストに迎え「雲の魅力」について深堀りした。

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITの兼近大樹は「小学校の頃から雲がめちゃくちゃ好き。朝起きて道路の上で寝転がって雲だけ見ていたら夜になったことある」とエピソードを語り、スタジオからは驚きの声があがった。一方、VTRで紹介された「毎朝妻にキスする男性は5年長生きする」というキスに関する研究結果に対して、りんたろー。が「僕もキスの研究をしている。キスし始めて気づいたら夜だったこともある」と発言し、「それって研究なの?」と突っ込まれるなど、スタジオの笑いを誘った。

荒木さんがSNSに投稿した雲の写真が紹介されると、雲好きの兼近は“天使のはしご”の名称もある「雲の隙間から光が差し込んでいる写真」に注目し、「小さい頃から暇なときにこの雲を見つけては、『その下に伝説の勇者が誕生したんだ』など、エピソードを想像していた」と懐古した。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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