中瀬ゆかり大絶賛! Netflixオリジナルシリーズ「ペーパー・ハウス」の魅力とは?

TOKYO MX(地上波9ch)の情報バラエティ生番組「5時に夢中!」(毎週月~金曜 17:00~)。11月26日(木)放送の「中瀬親方のエンタメ番付」のコーナーでは、新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんがおすすめのエンタメ作品を番付形式で紹介しました。

【"中瀬親方”による11月のおすすめ作品】

◆関脇
漫画「カラオケ行こ!」
和山やま 著(KADOKAWA)

森丘中学校の合唱部部長をつとめている中学3年生の聡実くんは、ひょんなことからヤクザの狂児にからまれて、カラオケのレッスンを引き受けることに。「何としても歌を上手くしてくれ」と狂児に頼まれ、毎週のように歌唱指導を行う聡実くん。嫌々ながらも、2人の間には徐々に奇妙な友情が芽生えてきて……。

中瀬親方のコメント「狂児がなぜレッスンを頼んだかと言うと、大のカラオケ好きの組長がカラオケ大会を開催して、そこで負けるとめちゃめちゃセンスの悪い刺青を入れられるという罰ゲームがあって、絶対に負けられないと(笑)。和山やまさんの笑いのセンスがとても素晴らしくて、(おおのこうすけさんの漫画)『極主夫道』にも近い、ヤクザのかわいらしいグルーヴを醸し出しています。狂児と組長の出会いを描いたスピンオフ作品もあるんですけど、何とも言えない微笑ましい感じで最後まで読ませていただきました。とても面白かったです!」

◆大関
書籍「世の中と足並みがそろわない」
ふかわりょう 著(新潮社)

出川哲朗さんから「ポスト出川はお前だ!」と言われた話、タモリさんからの突然の電話から始まった交流など、ちょっと歪でユーモアセンスが散りばめられたふかわりょうによるエッセイ集。

中瀬親方のコメント「ふかわくんって"こんなことを考えているんだ!?”って、彼の頭のなかが全部わかるような作品です。あまり売れないだろうなと思っていたら、まだ出たばかりなのに既に3刷りとめちゃめちゃ売れていて(笑)。作中に『溺れる羊』という名作があるんですけど、これは彼がアイスランドで感じた全てが詰まった傑作のエッセイに仕上がっています。ふかわくんらしい繊細さ、ピュアさ、文学性なんだけど、笑わせるし、グッとくるし、これだけのクオリティのエッセイってなかなかないと思う」

◆横綱
Netflixオリジナルシリーズ「ペーパー・ハウス」
シーズン1~4 独占配信中

自らを"教授”と名乗る人物が女泥棒と7人の犯罪のプロを集め、スペイン王立造幣局を狙う大規模な強盗計画を決行する。空前絶後の強盗事件の果てに待ち受ける結末とは……。

中瀬親方のコメント「今、人に薦めまくっているNetflixのドラマです。スペインの国民ほとんどが観たと言ってもいいくらいに大ヒットした傑作。ファイナルシーズンがもうすぐ配信予定なんですけど、とにかく手に汗握る強盗劇です。人質を取って強盗事件を起こすんですけど、そこでの人間ドラマにも追う立場である警察のドラマもあれば、人質のドラマもあって、強盗たちもシーズンが進んでいくにつれて感情移入して推しが出てくるくらいに魅力的です。これは観て損のないドラマなので、ぜひ観てください!」

中瀬さんが推す3作品、ぜひチェックしてみてください! 毎月最終木曜日に発表するこのコーナー、次回12月のエンタメ番付は、12月17日(木)にお届けする予定です。お楽しみに。

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<番組概要>
番組名:5時に夢中!
放送日時:毎週月~金 17:00~17:59 <TOKYO MX1> 「エムキャス」でも同時配信(地上波放送エリアを除く)
メインMC:ふかわりょう(月~木)、原田龍二(金)
アシスタントMC:大橋未歩(月~木)、ミッツ・マングローブ(金)
番組Webサイト: https://s.mxtv.jp/goji/
番組Twitter: @gojimu
番組Facebook:https://www.facebook.com/5jinimuchuu

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