大塚明夫の死神役に「吹き替えていないと思うほど」と驚きの声も 「ビルとテッドに時空旅行」日本語吹替版 本編映像

キアヌ・リーブス主演のおバカコメディ「ビルとテッド」シリーズの最新作「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」の劇場公開を前に、日本語吹替版の本編映像が公開となった。

公開された本編映像は、バンド「ワイルド・スタリオンズ」の元メンバーで初代ベーシストである死神とビルとテッドが、地獄で再会を果たすシーン。一人きりで”ケンケンパ”をして遊び、ズルをして喜んでいる死神の姿を見て戸惑うビルとテッド。2人を見た死神は、「また私を訴えるつもりか?」「(話を)聞きたくもない」と冷たい態度を見せる。

ウィリアム・サドラー演じる死神の声を担当しているのは、前作に引き続き大塚明夫。大塚明夫の声については本作の製作チームから、「ウィリアム・サドラーの声質とあまりにもそっくりでとても驚いた。とくに死神の決めゼリフ”Let’s Rock!”は吹き替えていないのかと思うほどだった。素晴らしい完成度!」とお墨付きを得ているという。「Let’s Rock!」の決めゼリフも、映像の中で聞くことができる。

死神を演じたウィリアム・サドラーと声を担当した大塚明夫のコメントも公表された。ウィリアム・サドラーは、「長い役者人生、私が演じてきた役で、一番愛すべきキャラクターです」と愛着を見せている。大塚は、「死神演じる俳優のウィリアム・サドラーさんに合わせてどれも演じるようにしました」と役作りを語っている。

「ビルとテッド」シリーズは、ロックスターにあこがれる高校生コンビの「ビルとテッド」が、世界を救うため時空を超えて冒険を繰り広げるコメディ。29年ぶりの新作となるシリーズ3作目の本作では、ミュージシャンになっても変わらずに少年の心を持ち続ける2人が、「世界を救う音楽」を完成させて世界を消滅の危機から救うため、77分のタイムリミット以内に歴史上最高のバンドを結成しようと時空を駆け回る。

■ウィリアム・サドラー(死神役)コメント
(本作のメンバーと再会した時の様子を)随分久しぶりだったから、最初は信じられませんでした。みんな、すこしばかり年を取ったけど、みんなに再会してあらゆるものが復活したと思います。死神のキャラクターも、ボトルからコルクが抜けるように蘇りました。ひとたび解き放たれれば、我が道を突っ走るだけ!長い役者人生、私が演じてきた役で、一番愛すべきキャラクターです。
そして29年ぶりに公開されること、『ビルとテッド』は今の時代への大切なメッセージが込められていると思います。「もし変えたいことがあるなら、今すぐ変えよう。きっと愛で世界を救うことができるはず!」

■大塚明夫(死神の吹替を担当)
前に演じた自分の声を聞き返すというのではなく、死神演じる俳優のウィリアム・サドラーさんに合わせてどれも演じるようにしました。彼はもともと渋い表情の役者さんですが、29年経って70歳ですからね。それもすごいですよ!歳を重ねて、親になっても、ビルとテッドは変わらず”おバカ”なので安心ください(笑)今作ではビルとテッドの娘たちも登場するんですが、そんなバカな父たちのことを応援する彼女たちもまた良いんですよ。

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!
12月18日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:ファントム・フィルム
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