新潟県上越市で猫をモチーフにしたクラフト雑貨などを販売する「猫フェス」が開催

ねこまんまの「営業部長」猫田猫太

猫好きの人を対象に、猫をモチーフにしたクラフト雑貨などを販売する「第3回猫フェス@上越ぷちinこもれびの森」が13日、新潟県上越市の家族葬専門葬儀場の「こもれびの森」で開催された。猫フェス@上越実行委員会の主催。上越市などが後援。

冷たい雨が降る中、正午過ぎの時点で130人ほどが訪れた。出店数は25ブースで、猫のデザインのピアスやブレスレットのほか、Tシャツやトレーナー、ぬいぐるみ、絵はがきなどが販売されていた。

手作りの絵葉書などを販売する上越市の県立高田高校文芸創作同好会の生徒が出店するブースもあり、来場者は店員と会話を楽しみながら、気に入った商品を買い求めていた。

ぬいぐるみ

会場には猫グッズと手作り雑貨の店「ねこまんま」の着ぐるみキャラクター、〝営業部長〟猫田猫太もいて、子どもたちと記念写真を撮影するなど場を和ませていた。

猫フェス@上越は上越市近郊の猫好き同士が交流し、輪を広げる場を作りたいという思いから実行委員会代表の高橋かおりさんらが立ち上げた。

前回は上越市の公共施設、市民プラザの広いスペースで実施し、72ブース、1,500人の来場者があったが、コロナ禍の今年は感染拡大防止の観点から規模を縮小して実施した。家族葬専門葬儀場での開催は初で、アットホームな場所でやりたいという実行委員会の思いから決めたという。

なお、猫フェス@上越は、上越市内で活動する動物愛護団体「しっぽのなかま上越」を支援しており、出店料や協賛金の一部を毎回寄付している。前回は約13万円で、今回は約7万円の寄付を予定している。

実行委員会代表の高橋さんは「コロナ禍での開催で心配が多かったが、マスクもしていてマナーもしっかりしていて安心した。猫は犬より飼いやすいので、やはり猫が好きな人が多いのだと感じた」と話していた。

猫フェス@上越の会場の様子

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