「Nagasakiまちなか文化祭」ウェブ開催へ 長崎市、21日まで出演募集

「Nagasakiまちなか文化祭」のチラシ

 長崎市は市民が音楽やダンスなどのステージを披露する「Nagasakiまちなか文化祭」の出演者を募集している。例年、市のベルナード観光通りに会場を設け開いてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今回は初のウェブ開催となる。
 同文化祭は2010年度に「まちなか音楽会」としてスタート。16年度からは演目にダンス、舞踊、演劇なども取り入れ、現在の名称に変更された。毎年秋ごろ、2日間の日程で開催され、約20組の出演者が多彩な出し物を披露、商店街のにぎわい創出にも一役買っていた。
 今回はコロナ禍の中で観客が密集するのを防ぐため、実際に会場を設けず、ステージの映像を市のホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開することになった。募集は2部門で、楽器演奏や合唱などの「音楽ステージ」と、舞踊や演劇などの「パフォーマンスステージ」がある。応募の中から審査で各部門3組程度を選び、1月30日に同市茂里町の長崎ブリックホールでステージの映像を収録、3月に公開する。
 応募用紙は市内の公共施設や市のホームページで入手できる。締め切りは12月21日。問い合わせは同市文化振興課(電095.842.3782)。

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