共立女子大学、学生が南三陸町の給食献立を考案 オンラインで食育交流も

共立女子大学は、2020年度の社会地域連携取組みの一環として、家政学部食物栄養学科木下伊規子教授ゼミ(卒業論文)にて、南三陸町の食材を使用した給食献立考案に取り組んだ。

共立女子大学・短期大学では、自治体(千代田区、福井市、東伊豆町、南三陸町)と、教育・学術研究、地域・産業の振興及び人材の育成に寄与することを目的とした包括連携協定を締結している。南三陸町と共立女子大学との学校給食連携事業もその一環で、家政学部食物栄養学科木下伊規子教授ゼミ(卒業論文)の学生たちは、南三陸町の食材を使用した給食献立考案に取り組んだ。

給食献立には、南三陸町の食材であるタコ、銀鮭、小松菜を使用。主菜「鮭のポテト衣揚げ」、副菜「小松菜とパプリカのバターソテー、汁物「タコのミネストローネ」、主食「パン」という南三陸の給食メニューを考案した。学生考案の給食献立は、2020年11月27日に、南三陸町の小中学校、7校へ提供。その際、学生たちが南三陸町の食材の特徴や地産地消などについて紹介する食育動画も放映した。

また、同日には、南三陸町立入谷小学校6年生(1クラス12名)と、共立女子大学をテレビ会議システムZoomで繋ぎ、プロジェクトに関わった学生3名と木下教授が児童たちからの質問に答えるなど食育交流も行った。南三陸町では、文科省推進のGIGAスクール構想で1人1台端末の取組を行い、11月には、小学校3年生以上には1人1台端末が実現し、当日も6年生児童全員、タブレットからオンライン食育に参加した。

参考:【共立女子大学】南三陸町初 大学との学校給食連携事業

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