プロ野球解説者・山﨑武司のオールスター話その2「ガルベスとは仲直りしない」

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東海ラジオ『ドラゴンズステーション』(月～金17:15～19:00)12月8日(火)の放送で、コメンテーターの山﨑武司氏が、自身が出場したオールスターゲームの思い出話を披露した。

山﨑氏はオールスターに計6回出場している。その中で印象に残っている試合として、山﨑氏が挙げたのが1996年の試合。しかし、それは試合そのものではなく、試合前の出来事のことだった。

その年、山﨑氏は、ナゴヤ球場で巨人ガルベス投手と大乱闘を演じていた。そのふたりが揃ってオールスターに選ばれたのだ。試合前に、ドラゴンズの大豊選手が山﨑氏に「ガルベスと仲直りしろ」と言ってきた。しかし山﨑氏は「嫌だ。何で俺が歩み寄らなければいけないんだ」と拒否したという。

その時に大豊選手は、当時、ガルベスが牛乳のコマーシャルに出ていたことから、牛乳を持ってきて「これで仲直りしろ」と言ってきた。しかし山﨑氏は「俺は仲直りしない」と頑ないに拒んだそうだ。二人の仲を先輩がユーモアを交えて取り持とうとしてくれたわけだが、山﨑氏はガルベスと一言も口をきくことがなかったそうだ。

また、この年は、初めてオールスターに選ばれた年で、監督推薦で選んでくれたヤクルト野村監督に対し、福井での試合の前にお礼の挨拶に行った。すると野村監督は「おー、そうか」と言っただけだったとか。こんなちょっと拍子抜けのエピソードも披露した。

そのほか、オールスターのエピソードとして、山﨑氏は、お互いに楽しみにしていた岩瀬投手(ドラゴンズ)との対戦でホームランを打ったこと、2試合連続でホームランを打ち高級輸入車を獲得したことなどを挙げた。ちなみに高級車は「どうしても譲ってほしい」と言ってきた後輩に格安で譲ったそうだ。

※放送情報は変更となる場合があります。