【新型コロナ】宿泊療養施設「適切な運用図る」　軽症者死亡受け加藤官房長官

2020/12/14

　加藤勝信官房長官は14日の記者会見で、新型コロナウイルスに感染し神奈川県の軽症者・無症状者向け宿泊療養施設に滞在していた患者が死亡した事案について「承知している」とした上で、看護師が常駐する宿泊療養施設の利用を促す方針は維持する認識を示した。

　加藤氏は看護師による患者の健康状態の確認や患者自身が記すチェックシートの活用を例示し、「都道府県には患者へのフォローアップ態勢の整備を要請している」と説明。「引き続き、適切な宿泊療養施設の確保と運用をしっかり進めていきたい」と述べた。