12月20日にペルー展「がんばろう! ペルー」 クリスマスコンサートも同時開催

▲マチュピチュ遺跡

 2021年にペルー共和国が建国200年を迎えることを記念して、山口県ペルー協会(河村建夫会長)はプレ事業を実施。その一つとして、12月20日(日)午前11時から午後3時半まで山口県政資料館(山口市滝町1)でペルー展「がんばろう! ペルー」が開催される。入場無料。

 新型コロナウイルス感染症の影響が大きい同国を励ますためのチャリティーバザーでは、アルパカ製品、アンデスの塩田で作られた「マラスの塩」、ペルーのクリスマスに欠かせない菓子「パネトン」など、食の文化も楽しめる品が多数並ぶ。バザーの収益金は、マスクを送る費用などに充てられる。また、ペルーの文化や山口県人の移民の歴史、世界遺産のマチュピチュを紹介するパネル展示もある。

 さらに、山口市を拠点に活動するスターダストビッグバンドとナンシー(ボーカル)によるクリスマスジャズコンサートは、午後1時半から3時まで開かれる。チケットは一般2000円で、当日は500円高。

 「ペルーでも新型コロナウイルスによる被害が甚大で、日系人の方々も苦労していると聞く。この事業を通して『がんばろうペルー』のメッセージを届けたい」と同協会。チケットの購入や、イベントの詳細など、問い合わせは同協会事務局の岡孝則さん(TEL090-4802-1936)へ。

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