チェフがU-23チームで約1年半ぶりに実戦復帰!難敵トッテナムとの荒れ試合を制す

チェルシーのテクニカルアドバイザーを務めるペトル・チェフがU-23チームで実戦復帰を果たした。

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2019年6月にチェルシーのテクニカル・パフォーマンスディレクターに就任した38歳チェフは、今年9月にGKとしてトップチーム25人にサプライズ登録。14日のU-23チームの試合で、2019年5月にアーセナルで現役引退を表明してから初めて試合に出場した。トッテナム・ホットスパー戦では開始早々に失点に関与し、その後追加点を許す苦しい展開に。それでも前半に1点を返すと、後半に18歳マイルズ・パート=ハリスと19歳マーセル・ルイスのゴールで逆転。記念すべき復帰戦で3-2の勝利を収めた。

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一方フランク・ランパード監督は、現役時代に共に栄光を歩んだチェフの招集は理にかなっていると言及。「スカッドに余裕があったし、今年はコロナウイルスのせいで他の年のようにはいかないと理解している。年間通して大会にどう影響を及ぼすか分析できたし、復帰はとても簡単な決断だった」と伝えた。「ピート(チェフの愛称)を必要とする日はすぐに来るだろう。彼はとてもフィットしていて、まだまだプレーできる」。

チェフが復帰戦で逆転勝利※写真 Justin Setterfield

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