「ビルとテッド」のタイムマシーン 本当はバンだった  「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の公開で変更に

キアヌ・リーブス主演のおバカコメディ「ビルとテッド」シリーズの最新作「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」から、トリビアを紹介する。

ビルとテッドがタイムトラベルするのは、電話ボックス型のタイムマシーン。プロデューサーのスコット・クルーフによると、1作目の当初の脚本では、タイムマシーンは電話ボックスではなくバンだったという。脚本を変更した理由は、本シリーズと同じタイムトラベルを描いた名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。製作前に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が公開され、設定が似すぎていたことから脚本が書き直されたのだった。

ちなみに、電話ボックスを使うアイデアを思いついたのは、1作目の監督を務めたスティーブン・ヘレク。電話ボックスに何人入れるかという、昔からある大学生の悪ふざけが発想の元になっているのだそう。

1作目が公開された約30年前には町のあちこちにあった電話ボックスも、携帯電話の普及によって激減。時代は変化したが、「ビルとテッドの時空旅行」の2人は、これまでと変わらずに電話ボックスでタイムトラベルをする。

「ビルとテッド」シリーズは、ロックスターにあこがれる高校生コンビの「ビルとテッド」が、世界を救うため時空を超えて冒険を繰り広げるコメディ。29年ぶりの新作となるシリーズ3作目の本作では、ミュージシャンになっても変わらずに少年の心を持ち続ける2人が、「世界を救う音楽」を完成させて世界を消滅の危機から救うため、77分のタイムリミット以内に歴史上最高のバンドを結成しようと時空を駆け回る。

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!
12月18日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:ファントム・フィルム
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