大津市一里山の住宅街。車一台が通れるのがやっとというぐらい狭い道を進むその先に、インドネシア産の珈琲が楽しめる『焙煎函数 CAFÉ 2CV(カフェ ドゥーシーボー)』というお店があります。
『焙煎函数 CAFÉ 2CV(カフェ ドゥーシーボー)』さんは、”元数学の先生”かつ”ジャズピアニスト”という異色のキャリアを持つマスターが2016年にOPENさせたお店で、「インドネシア豆の自家焙煎珈琲」や「自家製の焼き菓子」が楽しめます。
「教えたくないけど、教えたい」
そんな想いにさせてくれるお店でした。
路地裏に潜む”秘密基地的”カフェを是非ご覧あれ!
お店の場所
お店があるのは、学園通りを京滋バイパス方面に向かう途中。
『ピザハット 瀬田店』を越えてすぐに左折し、車が一台通れるのがやっとぐらいの細道を進みます。こんなところに本当にお店があるのか不安になるぐらいの住宅街ですね。
歩いて1~2分進むと、赤い屋根の家が出てきます。コレが目印です。そしてこの道を左折すると…
ありました。こちらですね。この『TEH 路地裏!!』って感じが堪りません。
真っ赤でポップでカワイイ外観。こんなところにお店があるなんて全く知らなかったなあ。普通に生活してたら通らないので気付くことはなさそう。
焙煎函数 CAFÉ 2CV
『焙煎函数 CAFÉ 2CV』がOPENしたのは2016年。”元数学の先生”かつ”ジャズピアニスト”という異色のキャリアを持つマスターが自宅横で始められました。
『2CV』というのは、店主の愛車である”Citroën2CV”から付けられたもの。販売最後の1988年に新車で購入して、現在でも現役で乗られています。
外車のミニチュア収集が趣味だということで、店内にはたくさん飾られています。他にも店主の趣味の物ばかりが置かれており世界観がスゴイ。同じような”車が好きな方”や”趣味をお持ちの方”もよく来られるそうです。
店前のイートインスペースは3席ほどと、ものすごく小さいですが
店奥の居間も解放されており、こちらではゆったりと過ごすことが出来ます。なんだかお店というよりは実家感がありますよね。笑
こちらにも、”本”や”プラモデル””アコースティックギター””ミニチュアカー”など趣味の世界が広がっています。本はこちらの写真以外にもたくさんありました。
メニュー
こちらの珈琲は全てインドネシア産の豆を使用したもの。しかも無農薬の豆を使用しているので、安心して飲むことが出来ます。また「ロースターで直火焙煎」&「ブレンドではなくストレートコーヒー」というこだわりを持って提供されています。
焼き菓子は、フランス修業に行かれていたパン職人の娘さん直伝のもの。マスター自家製のスコーンが大人気です。ネットでも「焼き菓子も美味しい」との声が多数ありました。
どれにしようか迷ってしまうスコーン。見ての通りかなり凝っていて、どれも美味しそうです。
今月のスペシャルコーヒーとスコーン
というわけで、「今月のスペシャルコーヒー」と「スコーン(グラノーラ)」を注文。
まずはコーヒーから。ロースターによる直火焙煎ということもあり、香ばしい香りでとてもいいですね。また深く煎っているので、通常よりも味にコクが出ているらしい。こちらの豆はフルーティーで飲みやすく美味しい。ブラックが苦手という人でも飲めるぐらいだと思います。
スコーンはグラノーラをチョイス。このスコーンもホント美味しい。フランス修業していたパン職人の娘さん直伝のものということもあり、かなり本格派。にしてもマスターは多彩だなあ。
もうね、ペロリですよね。これだけ美味しいと。味もいいし、雰囲気も最高ですし、何といってもマスターが気さくで良い方なんですよ。これはリピーター確実です。
ご馳走様でした!!
さいごに
「インドネシア産の深煎り珈琲」と「自家製スコーン」が楽しめる『焙煎函数 CAFÉ 2CV』さん
瀬田の路地裏にひっそりと潜む秘密基地的なカフェでした。こういうディープスポットが好きな方には、ホントオススメです。
『教えたいけど、知られたくない』
まさにそんな気持ちにさせてくれます。
多才で面白いマスターとそんなに話せなかったのが、悔やまれる…
また次回ゆっくりお話ししよう。
豆の購入も出来ますので、そちらも是非!