長崎県関係の議員に面会要請 核禁条約批准に取り組む学生ら

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本県関係の国会議員ら9人に手紙を送り、面会を求めることを明らかにした学生ら=長崎市桜町、市職員会館

 日本政府に核兵器禁止条約への批准を促す取り組み「Go To ヒジュン!キャンペーン」に携わる本県の学生ら4人が14日、長崎市で記者会見し、本県関係の国会議員9人に直接条約への賛否などを尋ねるため、面会を申し込むことを明らかにした。学生らは同日、面会を求める手紙を各議員宛てに郵送した。
 同キャンペーンは議員らに条約の重要性を知ってもらい、国会での論戦を盛り上げて政府を動かす狙い。学生らは全ての国・地域に同条約への批准を求める「ヒバクシャ国際署名」への賛否を、現職国会議員に尋ねるインターネットサイト「議員ウォッチ」に携わっており、面会の結果は同サイトや会員制交流サイト(SNS)で発信する予定。
 学生らが面会を求めたのは、本県に事務所を置くなどしている議員9人。うち7人はヒバクシャ国際署名への態度を明らかにしておらず、面会でその理由などを聞き出したい考え。既に賛同している2人との面会では、核問題への本気度を改めて確かめたいという。
 記者会見した同市出身の中村涼香さん(20)=上智大2年=は「政府に条約を批准してもらう前に、被爆地の議員がこうした(賛否を明らかにしていない)態度では限界がきてしまう。活動を通し、同世代の若者の政治に対するハードルを下げることができれば」と話した。