【新型コロナ】川崎で51人感染 高齢者福祉施設2カ所でクラスター

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は15日、10歳未満~90代の男女51人の感染が新たに確認された、と発表した。中等症7人、軽症40人、無症状4人で、25人の感染経路が不明。新たに高齢者福祉施設2施設でクラスター(感染者集団)が発生した。市発表の感染者は累計3331人となった。

 年代別では、20代が14人と最多で、30.40代が各9人、80代6人、50代5人、10.60.70代が各2人、10歳未満と90代が各1人。居住区別では川崎区11人、幸・中原区が各10人、多摩区7人、高津区6人、宮前区5人、麻生区・東京都が各1人。

 市によると、感染経路が判明しているのは家庭内感染8人、陽性者との接触者18人。うち、高津区の高齢者デイサービス施設で70~80代の男性利用者3人、幸区の有料老人ホームで80代の女性入居者2人の感染が判明し、両施設の感染者はそれぞれ5人となり、市はクラスターと認定した。

 このほかクラスターが発生していた中原区の有料老人ホームで勤務する30代女性看護師が感染し同施設の感染者は計7人、川崎区の老人介護施設でも80~90代の女性入所者2人が陽性となり計16人となった。

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