新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で15日、綾瀬市在住の70代男性の死亡と、10歳未満～90代の男女計226人の感染が新たに確認された。うち133人が感染経路不明という。
県によると亡くなった70代男性は、11月20日に陽性が判明していた。
横浜市によるとクラスター（感染者集団）が発生した市内の私立高校では、男子生徒1人の陽性が新たに判明し、感染者数は計8人となった。市は生徒ら約130人を検査している。
市内のクラスター関連では、元気会横浜病院（同市緑区）で入院患者2人、特別養護老人ホームで職員1人、有料老人ホームで入所者1人の感染が新たに分かり、感染者数はそれぞれ計25人、計30人、計17人となった。
川崎市によると、高津区の高齢者デイサービス施設で70～80代の男性利用者3人、幸区の有料老人ホームで80代の女性入居者2人の感染が判明し、両施設の感染者はそれぞれ5人となり、市はクラスターと認定した。
県によると、大和市の70代の男性は、市内の接待を伴う飲食店の客。この店に関わる感染者は計5人となり、県はクラスターが発生したとしている。
また、横浜市は10日に陽性を公表した20代男性について、その後のPCR検査で陰性だったとして取り下げた。
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在日米海軍横須賀基地司令部は15日、同基地で新たに関係者11人の感染を確認したと発表。同基地の同日現在の感染者数は43人。
