電子楽器のローランドが再上場

6年ぶり復帰

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東京証券取引所第1部に上場し、鐘を鳴らすローランドの三木純一社長=16日午前、東京・日本橋兜町

 電子楽器大手ローランドが16日、東京証券取引所第1部に株式を上場し、取引が開始した。構造改革を掲げて上場廃止を選んでから約6年ぶりの復帰となる。

 ローランドは浜松市に本社を置き、電子ピアノや電子ドラムを手掛ける。欧米で安定的な販売実績があるほか、需要が高まる新興国の市場開拓を積極的に進めており、再上場を通じて将来的な人材の確保や資金調達手段の多様化を図る。

 2008年のリーマン・ショック後に業績低迷期が続き、抜本的な構造改革のために14年に経営陣による自社買収(MBO)を実施して非上場化した。その後は事業の選択と集中を通じて経営を立て直してきた。