「沖縄の人の感情が爆発した当時思い出す」 コザ騒動の緊迫写真で伝える展示会

 【沖縄】コザ騒動から20日で50年を迎えるのを前に、当時の様子を撮影した写真展「コザ暴動」コザ展(主催・コザ暴動プロジェクト、沖縄アジア国際平和芸術祭実行委員会、すでぃる)が15日、沖縄市のコザ・ミュージックタウンとギャラリーラファイエットの2カ所で始まった。写真約60点が並ぶ。20日まで。

 騒動の現場となった同市での開催に、当時、現場で撮影した写真家の比嘉豊光さん(70)は「緊張感もある。コザ暴動とは何だったか、歴史を検証する展示にしたい」と話した。

 来場した市在住の比嘉好子さん(78)は「写真を見ると沖縄の人の感情が爆発した当時を思い出す」と話した。

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