柴田理恵 姉を演じた左時枝と顔が似てる? 「富山顔というか」 「大コメ騒動」で米屋の女将の妹役

102年前に富山県で起こった米騒動で活躍した女性たちの姿を描いた映画「大コメ騒動」の東京プレミア試写会が、15日都内で開催され、主演の井上真央、室井滋、夏木マリ、鈴木砂羽、左時枝、柴田理恵、本木克英監督が登壇。柴田理恵が、撮影時の裏話や我慢できないことなどについて語った。

左時枝演じる米屋の女将の妹を演じた柴田は、息ピッタリの左との掛け合いで工夫したことを聞かれると、「何にもないです」と即答。同じ富山県出身の左とは、30年ほど前に会った時から意気投合していたこともあり、すんなりと撮影できたことを明かした。さらに、「顔見たら、意外と私、左さんと似てるんじゃないかと思うんですよ。富山顔というか」と語ると、左も深く同意していた。また2人の掛け合いの撮影時には、監督がなかなかカメラを止めなかったことが明らかに。本木監督は、「あまりにもおもしろいんで。また何か始まるんじゃないかと思ってカットをかけなかった」と振り返った。

「もう我慢できん」の映画のキャッチコピーにちなんだ「来年は我慢できないこと(したいこと)」については、「宴会」と回答。家に人を呼んで宴会するのが大好きで年に何回宴会を開いてきたが、今年はできなかったことから、「早くコロナが終わって欲しい」と願った。

「大コメ騒動」は、1918(大正7)年に富山県の貧しい漁師町で実際に起こった「米騒動」を題材にした作品。日本の女性が初めて起こした市民運動ともいわれる出来事で、活躍したおかか(女房)たちにスポットを当てたエンターテイメント作品となっている。主人公の松浦いとを演じるのは、「八日目の蝉」で日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞した井上舞台で真央。室井滋、立川志の輔、西村まさ彦、柴田理恵らの富山出身者が脇を固め、同じく富山県出身の本木克英さんが監督を務めている。

「大コメ騒動」
2021年1月8日(金)TOHOシネマズ日本橋ほか全国公開
配給:ラビットハウス、エレファントハウス
©︎2021「大コメ騒動」製作委員会

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