愛される「ビルとテッド」シリーズ 引用回数は180回以上 「アベンジャーズ」「レディ・プレイヤー1」でも

最新作「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」が公開される、キアヌ・リーブス主演のおバカコメディ「ビルとテッド」シリーズから、トリビアを紹介する。

シリーズ1作目の「ビルとテッドの大冒険」は多くファンを生み出した。一般のファンのみならず、映画製作に携わる者たちにも多くのファンがいることは、多くの映画で引用されていることからもわかる。

たとえば、「アベンジャーズ/エンドゲーム」では、ローディ(ウォーマシン)が、タイムトラベル映画の例として「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ターミネーター」と一緒に、「ビルとテッドの大冒険」を挙げている。また、スティーブン・スピルバーグ監督作「レディ・プレイヤー1」では、仮想世界"オアシス"の創始者であるハリデーが、「後ろに進んだっていいじゃないか。全速力で逆走したらどうだ。アクセル踏んで。『ビルとテッド』みたいに」と語るシーンがある。

他にも、「マーベル エージェント・オブ・シールド」「レゴ® ムービー2」「スーパーナチュラル」「ファミリー・ガイ」でも、「ビルとテッド」が小ネタとして盛り込まれたり、エピソードタイトルに引用されたりしている。世界最大の映画データベースサイト「IMDb」によると、映画やテレビ作品の作中やタイトルで引用された数は180回以上になるという。

「オーシャンズ」シリーズで知られるアカデミー賞受賞監督のスティーブン・ソダーバーグも、「ビルとテッド」ファンの1人。「僕はこのシリーズのチアリーダー」と自ら語り、新作「ビルとテッドの時空旅行」のエグゼクティブ・プロデューサーを買って出たのだった。

「ビルとテッド」シリーズは、ロックスターにあこがれる高校生コンビの「ビルとテッド」が、世界を救うため時空を超えて冒険を繰り広げるコメディ。29年ぶりの新作となるシリーズ3作目の本作では、ミュージシャンになっても変わらずに少年の心を持ち続ける2人が、「世界を救う音楽」を完成させて世界を消滅の危機から救うため、77分のタイムリミット以内に歴史上最高のバンドを結成しようと時空を駆け回る。

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!
12月18日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:ファントム・フィルム
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