【新型コロナ】横浜で112人感染 90代女性は死後に陽性と判明

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は16日、入院していた90代女性が亡くなったと発表した。また、10歳未満~90代の男女112人の感染が新たに確認された。2人が中等症で、110人は軽症または無症状。75人の感染経路が不明という。

 市によると、亡くなった市内在住の女性は、クラスター(感染者集団)が発生した元気会横浜病院(同市緑区)に、慢性腎不全のため入院していた。11日の検査を受けた後に死亡し、12日に陽性と分かった。死因は慢性腎不全という。同病院では、この女性と職員2人の感染が確認され、陽性者数は計28人となった。

 市内のその他のクラスター関連では、有料老人ホーム、障害者入所施設、介護老人保健施設で職員1人が感染し、それぞれ陽性者数は計18人、46人、15人になった。職員2人の感染が確認されている市内の認可保育園では、新たに30代女性保育士が陽性と判明した。

 感染経路が判明している37人のうち19人は、家庭内感染が疑われている。

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