「勝負の3週間」効果出ず

コロナ、高止まりから増加へ

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新型コロナウイルス感染症対策の専門家会合であいさつする田村厚労相。左は脇田隆字・国立感染症研究所長=16日午後、厚労省

 厚生労働省に新型コロナウイルス感染症対策を助言する専門家組織は16日会合を開き、国内の感染状況は「一度高止まりした後に直近で増加に転じ、過去最多の水準が続いている」と分析した。政府が11月25日に宣言した「勝負の3週間」で飲食店に営業時間短縮を要請するなどした効果が十分に出てきておらず、減少に転じないとさらなる対策が必要になる。

 12月9~15日の1週間で報告された感染者数は1万8千人を超えた。過去2週間は1週間当たり1万5千人台で推移していたが、大きく増加している。また、北海道や東京、大阪、兵庫など9都道府県の感染者が全国の75%を占めると指摘した。