種子島からリターンパス 海に落ちたボール、宮崎市の持ち主へ

種子島の海岸で見つかり、奇跡的に返ってきたサッカーボールを手にする緒方瑛士君(左)=宮崎市・生目の杜運動公園

 海を漂い、奇跡の帰還―。延岡市北浦町で9月にあった少年サッカーの試合中、会場横の海に落ちて回収できなかったボールが2カ月後、200キロ以上離れた鹿児島県・種子島の海岸で見つかり、持ち主の宮崎市・穆佐小5年の緒方瑛士君(11)の元に戻った。緒方君は「大切にしていたボール。驚いたし、うれしかった」と笑顔で語る。

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