レッズがレンジャーズとトレード ハイネマン外野手を獲得

レッズは日本時間12月17日、レンジャーズと1対1の交換トレードが成立したことを発表し、マイナーリーガーのホゼ・アコスタ外野手を放出してスコット・ハイネマン外野手を獲得した。ハイネマンはレンジャーズからノンテンダーFAとなったあと、すぐにレンジャーズと再契約を結んでいたが、日本時間12月12日にレンジャーズが同じくノンテンダーFAとなっていたジミー・ハーゲット投手と再契約を結んだのに伴いDFAとなっていた。

現在28歳のハイネマンは2019年8月にメジャーデビューし、25試合に出場して打率.213、2本塁打、7打点、1盗塁、OPS.679を記録。今季は開幕ロースター入りを果たしたものの、シーズン中に2度のマイナー降格を経験し、24試合に出場して打率.154、1本塁打、7打点、3盗塁、OPS.454に終わった。マイナーでは通算4シーズンで打率.303、48本塁打、222打点、65盗塁、OPS.854という成績を残している。

ハイネマンは外野3ポジションのほかに一塁での出場経験もあるが、レッズは外野手の層が厚いため、アリスティデス・アキーノやマーク・ペイトンと控え外野手の座を争うことになるだろう。ただし、アキーノはマイナー・オプションが切れているため、開幕ロースター入りが濃厚。よって、ハイネマンの当面のライバルはペイトンやマイナー契約で加入したドワイト・スミスJr.ということになりそうだ。

一方、レンジャーズへ移籍するアコスタはドミニカ共和国出身の20歳の内野手で、2017年7月にレッズと契約。プロ1年目の2018年は母国のサマー・リーグで39試合に出場して打率.199に終わったが、2019年は母国のサマー・リーグで43試合に出場して.403、ルーキー級のアリゾナ・リーグでも10試合に出場して.370の高打率をマークした。守備では三塁または二塁を守ることが多く、2年間で盗塁を42度試みて38度成功させている(成功率90.5%)俊足も魅力だ。

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