![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/712124387737681920/origin_1.jpg)
UHB北海道文化放送では12月19・20日の2夜連続で、日韓中共同制作ドキュメンタリー「About Her『82年生まれ、キム・ジヨン』ヒットの陰で、アジアの女性は今」(19日深夜1:45、20日深夜2:00。北海道ローカル)が放送される。家庭や就職活動、仕事と育児の両立などに葛藤しながらも、懸命に生きる日本・韓国・中国の女性たち10人を追うオムニバスドキュメンタリーだ。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/712124397294321664/origin_1.jpg)
韓国で136万部を突破するなど、日本をはじめアジア各地でヒットした大ベストセラー小説「82年生まれ、キム・ジヨン」。韓国で生まれたごく普通の女性の半生を振り返りながら、彼女が幼少期から大人になるまでに経験してきたさまざまな理不尽や不平等、女性であるがゆえの困難を克明に描き出した小説が、なぜアジアの女性たちの間で話題になったのか――。同番組では、女性であるがゆえの困難を抱えながら自分らしく自立しようと懸命に生きる3カ国の女性たち10人を取材。父権制度が根強く残る家庭内や就職活動、仕事と育児の両立などさまざまな困難に立ち向かい、葛藤しながらも、次の時代に向けて懸命に生きていく女性たちの今を描き出す。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/712124405414920192/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/712124413979361280/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/712124422813040640/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/712124430933245952/origin_1.jpg)
国際共同制作のきっかけは2年前、UHBスタッフが札幌市の国際ドキュメンタリー共同制作支援事業(IDC)に講師として参加したアジア各国のプロデューサーたちと知り合い、「今の時代に女性の自立をテーマにした、アジア各国で生きる女性たちの姿を追ったオムニバスドキュメンタリーをつくりたい」という話になったこと。UHBの後藤一也プロデューサーと株式会社aの林健嗣プロデューサーが、韓国・中国のプロデューサーと協力して韓国政府の資金支援を取りつけ、日本・韓国・中国の国際共同制作を実現させた。ナビゲーターは自らも育児と仕事の両立に悩んだ韓国人女優シン・ウンジョン。日本版では札幌の俳優・磯貝圭子が吹き替えを担当する。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/712124439799545856/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/712124449324843008/origin_1.jpg)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/712124457475850240/origin_1.jpg)
【番組内容】
■第1話
カメラが追う女性たちは、韓国の有名女性写真家や建設現場作業員、中国の就職で悩む大学院生、日本の女性すし職人、KuToo運動を主催する俳優など。彼女たちの証言から浮かび上がるのは、幼少期の家庭内、受験、就職、仕事の現場で、女性であるがゆえの困難や理不尽な思いを抱えながら、自分らしく生きようと懸命に自立していく姿だった。
■第2話
仕事と育児を両立させようと奮闘する、日韓中のワーキングマザーたちの姿を描く。登場するのは、毎朝保育園に行くのを嫌がる息子に「自分は悪い母親ではないか」と葛藤する韓国の出版社取締役や、育児を助け合うために母親や妹家族と共同生活を始めた大学研究員、幼い子どもたちと食事作りを分担する日本のキャリア女性など。ある調査によると、日本では「専業主婦の幸福度の方がワーキングマザーより高い」というデータさえある。各国のワーキングマザーたちがストレスを感じず、自分らしく幸せに生きるために何が必要なのか。彼女たちの姿を見つめながら、新たな家族の在り方を探る。