沢口靖子、「科捜研の女」クランクアップに感無量。 本日の最終回で重大発表も!

テレビ朝日系連続ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8:00)が、12月17日に2時間スペシャルで最終回を迎える。撮影の全日程が終了し、先日無事クランクアップを迎えた沢口靖子が、節目のシリーズを完遂した思いを明かした。

本作は、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、一癖も二癖もある研究員たちが、専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズ。今回、シーズン20がついにクライマックスを迎える。

最後の撮影は、おなじみの科捜研メンバーが勢ぞろいしたセットでのシーン。監督の「カットOK!」の声がかかった直後、スタッフ一同から大きな拍手が沸き起こり、沢口をはじめとしたキャストは、達成感にあふれた表情で互いに健闘を称え合った。

“座長”として細やかな気配りで常に撮影チームの士気を高めてきた沢口には、ひときわ盛大な拍手とともに、マリコのテーマカラーであるピンクの花束が贈呈。喜びの笑顔をたたえた沢口は、キャストとスタッフに「ありがとうございました」と何度も深々と頭を下げ、感謝の思いを伝えた。

「思えばクランクインしたのは、緊急事態宣言解除後の6月中旬のことでした。『無事に撮影を続けることができるのかしら』と不安がよぎったことを、ふと思い出しました。でも、みんなで感染対策を徹底し、無事に笑顔でシーズン20のクランクアップを迎えることができ、喜びもひとしおでした」と、沢口は大変な中での撮影を振り返った。

また昨年、1年間の通年放送に挑んだ際にその挑戦を“フルマラソン”に例えていたことを挙げつつ、「昨年は“フルマラソン”だったこともあり、あっと言う間に最終回を迎えた気もいたしました。少し寂しいような…。ファンの皆さまからも『もう終わりなの!』というお声をいただき感激です!」と名残惜しい気持ちも告白。

最終回では、土門薫刑事(内藤剛志)が見知らぬ遺体と共に監禁されるという前代未聞の事態が発生。しかも、さらなる事件が起き、マリコらは鮮血に手を染めた土門を目撃。まさか土門が…!? そんな波乱に満ちたストーリーが展開する。この衝撃シーンについて、沢口は「土門さんの身に一体何が起きたのでしょうか! 根底には“命の使い道”という重いテーマも流れています。目が離せない展開に、どうぞご期待ください!」とアピールした。

そして、最後には“重大発表”があることも予告されている最終回。沢口自身も「重大発表について聞いた時は驚きました」と語る、その内容とは!? 心して待ちたい。

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