川崎市は17日、スマートフォンなどから緊急通報できる「川崎WEB119」が、システム障害で使えなくなっていると発表した。現在、18日をめどに復旧作業を進めており、市は同システムの登録者143人に、他の方法で通報するよう周知した。
市によると、同システムは聴覚、言語障害などで音声による119番通報が困難な人が登録することで、スマートフォンやフューチャーフォンなどから緊急通報できる仕組み。16日午後3時ごろ、システムで不具合のエラーが出たことから、復旧作業を進めているという。ネットワーク障害の可能性があるという。
市消防局は、登録者の代替手段として、ファクスや第三者への依頼などで通報するよう案内した。