トム・ハーディ=アル・カポネがブリーフ姿でマシンガン乱射 「カポネ」予告編公開

トム・ハーディが最晩年のアル・カポネを演じる映画「カポネ」の予告編が公開された。暗黒街の伝説のギャング“アル・カポネ”が、認知症の影響により自ら生み出す悪夢に苦しむ様子が描かれている。

予告編では、服役を終えたかつての暗黒街の伝説のギャングであるアル・カポネが、認知症の影響によって自ら生み出す悪夢に苦しむ様子が描かれている。「おまえら殺し屋だろ!」と家族との食卓で突然暴れ出すカポネ。だが、FBIはカポネの芝居と考え、監視の手を緩めない。さらには、1,000万ドルあるという隠し財産のありかを、FBI、家族、友人たちがカポネから聞き出そうとする。そんな状況にカポネは周囲への疑いをどんどん深くしていく。

予告編の後半では、はだけたバスローブとブリーフ姿のカポネが、「ハイエナどもめ」と口にしてマシンガンを乱射。さらには死体で敷きつめられたパーティ会場に1人で立つカポネの姿などが映し出され、カポネが陥った現実と妄想の入り混じった世界を感じられる予告編となっている。

「カポネ」は、かつて暗黒街の帝王として君臨した伝説のギャングであるアル・カポネの最晩年の姿を、実話を元に新たな視点で描いた野心作。服役を終えてフロリダの大邸宅で暮らすアル・カポネは、梅毒が原因の認知症に苦しみ、薄れゆく記憶から自らが作り出す悪夢にさいなまれている。トム・ハーディが、病魔にまれていくカポネをただならぬ凄みをみなぎらせて演じている。また、マット・ディロンやカイル・マクラクランら個性派キャストが脇を固める。

カポネ
2月26日(金)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給:アルバトロス・フィルム
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