縁起物もうお目見え 三浦・海南神社「早めの参拝を」

早くも頒布を始めた破魔矢などの縁起物(手前)=海南神社

 神奈川県三浦市三崎4丁目の海南神社に、早くも破魔矢や弓矢など正月の縁起物がお目見えした。「幸先詣(まいり)」と名付け、新型コロナウイルス対策で早めの参拝を呼び掛けている。

 相州三浦の総鎮守である同神社は例年約2万人の初詣客でにぎわい、神社の前には長い列ができる。通常は元日から15日まで縁起物を頒布しているが、今季は密になるのを避けるため期間を今月15日から2月3日まで1カ月ほど延ばす。

 大みそかの振る舞い酒や神楽殿での獅子舞も中止する。米田郷海宮司は「幸先良くお参りして、ゆっくりと新年を迎えてほしい」と話している。

© 株式会社神奈川新聞社