ニコン、Z 7/Z 6用ファームウェアVer.3.20を公開。Blackmagic Video AssistへのRAW動画出力が可能に

株式会社ニコンは、同社のフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ「ニコンZ 7」 「ニコンZ 6」用ファームウェアVer. 3.20を公開した。

同ファームウェアにより、RAW動画出力(RAW動画は有償対応)対応製品にBlackmagic Designの「Blackmagic Video Assist 5" 12G HDR」および「Blackmagic Video Assist 7" 12G HDR」が追加された。これにより、Z 7/Z 6で撮影した動画をProRes RAWだけでなく、Blackmagic RAWでも記録可能となった。RAW動画出力機能はHDMIで接続した外部レコーダーに、4K UHD、フルHDの12bit RAW動画出力が可能。RAW動画の記録方式に新たな選択肢を加え、本格的な映像作品の制作をさらにサポートするとしている。

また、NINJA Vで記録したProRes RAW動画について、Apple社のFinal Cut Pro バージョン10.4.9以降で追加されたISO設定、色温度の調整に対応した。

なお、既に有償設定サービスを実施したカメラは、ファームウェアVer.3.20にバージョンアップすることで、再度サービスセンターに持っていくことなくアップデートが可能だ。

© 株式会社プロニュース