オウム後継3団体、勢力を維持

公安庁長官へ「資産報告せず」

©一般社団法人共同通信社

 公安調査庁は17日、国内外の治安情勢をまとめた2021年版「内外情勢の回顧と展望」を公表した。地下鉄サリン事件から25年が経過したが、オウム真理教は三つの後継団体が勢力を維持。うち「アレフ」は、団体規制法が義務付ける公安庁長官への活動報告の際、一部の資産を報告していないと指摘した。

 後継団体はアレフのほか、教団元幹部の上祐史浩氏が分派して設立した「ひかりの輪」などがあり、総資産額は約6億2千万円。活動報告は3カ月ごとに義務付けられているが、アレフは今年2月の報告以降、セミナーや教材販売といった事業関連の資産を報告しなくなり、昨年の約13億円から減少した。