新型コロナ対策「失敗」

スウェーデン国王が批判

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スウェーデンのカール16世グスタフ国王=2018年

 【ロンドン共同】新型コロナウイルスの被害が広がるスウェーデンのカール16世グスタフ国王は「死者を多数出す、ひどい状況だ。私たちは失敗した」と述べ、政府を批判した。BBC放送などが17日伝えた。政府は厳しい規制を避ける新型コロナ対策を大枠で正当化する一方、高齢者の保護や第2波対策の不備は認めている。

 政府は国民に社会的距離の確保など自主的な対応を要請し、厳しいロックダウン(都市封鎖)やマスク着用の強制を避けてきた。免疫を持つ人の自然増でウイルスを抑え込む「集団免疫」が主要な目的だと誤って解釈されたこともあり、世界の注目を集めた。