県学校新聞コンクール 西陵高が最優秀賞

表彰状を受け取る西陵高の生徒(右)=長崎市茂里町、県総合福祉センター

 長崎県内の公・私立高校の新聞部を対象にした第32回県学校新聞コンクールの表彰式が17日、長崎市内であり、最優秀賞に輝いた県立西陵高など入賞校を表彰した。
 同コンクールは県高校文化連盟主催、長崎新聞社共催。学校新聞づくりを通じて生徒の問題意識高揚や、製作技術の向上を目的に毎年実施。今年は12校から応募があった。
 西陵高の新聞部は部員5人。年3回の定期発行のほか、高総体の速報など年間約50回の号外を発行している。本年度は会員制交流サイト(SNS)上での誹謗(ひぼう)中傷について生徒や保護者にアンケート調査をするなどした。部長の有川双葉さん(17)=2年=は「企画を考えるのは楽しいけど、実現するために毎回締め切りに追われる。苦労して取り組んだことが報われた」と受賞を喜んだ。

© 株式会社長崎新聞社